カオリさんにクンニ(女王様デビュー!?)

クンニ大好きシュウです。

 

前回は「カオリさんにクンニ(エロスを追求する女)」というお題で、カオリさんからブログについて意見をもらい、シュウのクン活日記としてリニューアルしたことを書いた。ついでにこのブログのテキトー過ぎる生い立ちにも触れている。

 

結局、カオリさんとその後会う機会は無かったが、彼女はオレのブログの方向性に多大な影響を及ぼした人だ。彼女のアドバイスのおかげでブログ運営が順調に推移するようになってきた。

 

そんなカオリさんから1通のメールを受け取る。約半年ぶりのことである。

 

彼女の決意

 

カオリさんからのメールは、次のような内容だった。

 


シュウさん

ご無沙汰しております。

いつもブログを楽しく拝読しております。
シュウさんが性癖を楽しんでいるのと同時に、文章を書く事も楽しんでいらっしゃるのが読み手に伝わってきて、読者も楽しめる素敵なブログだと思います。

さて、本題です。
私も細々とですが、性癖を極めようと新たな試みを始めたのでご報告です。
奴隷さんをより喜ばせるための研究の一環としてSMクラブで女王様デビューをします。

お互い、人には言いにくい性癖を持つ者同士、色々な苦難はあると思いますが、エンジョイしていきましょうね。

カオリ


 

カオリさんは、オレがメールしなくなってからも、ちゃんとブログを読んでくれてたようだ。それはとても嬉しかった。

 

なにしろ彼女は、このブログの質を高めるきっかけをくれた恩人である。

 

今のオレが、ブログ書くこと自体を楽しんでいることも見抜いているなんてさすがだ! なにもかもお見通しなんだねー。

 

でもまあ、それにしても! SMクラブで女王様デビューって一体どういうこと?

 

もちろんカオリさんほどの美貌なら十分やってけると思うんだけど、確か以前はM女って言ってたよね? それに仕事とか家族とか、いろいろと抱えてるはずだけど・・・。

 

と、まあ普通ならそう思うだろうね。でも、その一方で「カオリさんならば、さもありなん」と腹落ちしたのも事実。

 

なにしろ彼女はストイックにエロスを追求するオンナだ。とことん追求した結果、SMクラブで女王様デビューという結論にたどり着いたんだろう。

 

デビューの目的は、「奴隷さんをより喜ばせるための研究の一環」だという。ちなみに“奴隷さん”とは彼女が仲良くしているマゾ男性のことね。カオリさんにそこまでやらせるなんて羨ましいオトコだねー。

 

オレはさっそく返事を送り、久々にメールのやりとりを再開。

 

現時点では、まだデビュー前ということで女王様研修期間中ということらしい。

 

「デビュー決まったらお店に遊びに行きますよー」「ぜひ来てくださーい。でもシュウさんM男じゃないでしょ。大丈夫?」そんなやりとりをしながら、彼女のデビュー時期を待つ。

 

そしてついに、カオリさんの女王様デビューが決まった。そこで初めて、所属するクラブの名前を教えてもらう。

 

最近SMクラブにはめっきりご無沙汰しているオレでも名前は聞いたことある有名店だ。サイトを見ると、ボンデージ衣装に身を包んだ麗しき女王様が多数在籍していて、非常に風格のあるSMクラブ。カオリさんもここに名を連ねるわけだ。

 

オレは早速そのSMクラブに電話して、彼女のデビューの日に指名予約を入れた。つまりオレがカオリさんにとって初めての客となるわけだ。

 

彼女にしてみたら、まったく知らない男よりも、面識があり気心の知れたオレが最初の客になることは悪くないだろう。オレにしてみれば、恩人であるカオリさんの女王様デビューに立ち会えることは光栄なことだ。それに久しぶりに彼女に会えるのも楽しみだ。

 

女神が現れたーっ!

 

さて、いよいよカオリさんの女王様デビュー当日を迎える。とある平日の夕刻18時半頃。オレは都内某所の繁華街の駅に降り立った。

 

そして、お店指定のプレイルームであるホテルの場所を確認する。しばらくその界隈を徘徊して時間をつぶし、予約時刻の少し前にホテルに入室。部屋の中から店に電話をかけた。

 

さすがに一流のSMクラブだけあって、電話応対はすこぶる丁寧だ。オレがホテルの部屋番号を伝えると、これからカオリ女王様がこちらに向かうとのこと。

 

いよいよ会える!8カ月ぶりぐらいのカオリさんとの対面に緊張するオレ。メールは数えきれないほどやり取りしたが、会うのは2回目だ。しかも今日はプレイときてる。一体どんな展開になるんだろう?

 

お店指定のホテルはきれいな部屋で落ち着いた雰囲気だったが、カオリさんの顔を見るまで落ち着かない。部屋の中をアッチ行ったりコッチ行ったりと、ひとりウロウロするオレだ。

 

しばらく待ってると、入口からノックの音が聞こえる。おもむろにドアを開けると・・・、そこには女神がいたーっ!

 

初対面の頃よりも、さらに美しさを増したカオリさんが、ドアの前に立っている。

 

ショートボブのスッキリしたヘアスタイルに、魅惑的な笑みを浮かべ、まるでモデルのようだ。女王様らしく高いヒールのパンプスをはき、調教道具の入った大きなスーツケースを携えて、靴のまま部屋に入ってきた。

 

ちなみにハイヒールをはいたまま部屋の中までつかつか入ってくるのは、SMクラブの作法とのこと。確かにオレが昔SMクラブに入り浸ってたとき、女王様はいっつもヒールはいてたわー。

 

「お久しぶりですー、お元気でしたー?」と久々の再会を喜ぶカオリさんとオレ。やはり実際に対面したときの嬉しさは格別だ。

 

彼女は、大人っぽいワンピースを着て女王様の風格を漂わせている。でも本質的な人柄は気さくなお姉さんだ。

 

「今日はとても緊張してるんです。ここ何日かドキドキして眠れなかったの。でも初めてのお相手がシュウさんで良かったです」とカオリさん。

 

「オレもカオリさんに会えると思ってドキドキでしたよ!今日はホントに楽しみにしてました。リラックスして楽しくプレイしましょう!」とオレ。

 

久々の再会に話題がつきないオレたちふたり。あっと言う間に20分以上たってしまった!

 

「ヤベ!時間がなくなる。オレ、シャワー浴びてきます!」とバスルームに向かう。

 

シャワーを終えて部屋に戻ると、カオリさんはオシャレなボンデージのコスチューム姿でオレを待っていた。

 

黒いエナメルのコルセットにミニスカート。

 

手には首輪とか足枷とか持ってニコニコしている。

 

ありゃりゃりゃーー!? オレどうなっちゃうのー?

 

(続く)

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